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こんにちは!
「何でできないんだ!」
その人は、つい言ってしまったのかもしれません。
怒り口調で威圧するような発言。言われた生徒や後輩は萎縮してしまいます。
このような言い方はどうかなと思います。
「練習しておけ、と言っただろう!」
指導者や先輩が怒ってもできるようにはなりません。練習は具体的に何をどうしたらいいか導いてあげる必要があります。
できるようになるには
1 目標とする演奏を知っている
2 できるようになりたい意欲を持っている
3 練習のやり方を知っている
4 練習する時間がある
概ねこの4つが揃っていれば、その人は目標とする演奏に近づいていきます。逆にこの4つのうち1つでもかけると推進力は減ります。
もうお分かりですね。
できない理由の1つに先輩や指導者の責任も含まれているのです。
指導をしていてできない生徒・後輩がいたら、
目標の演奏をイメージできているか
練習方法はわかっているか
本当にやる気があるのか
など、話を聞いてあげてから具体策を提示してあげましょう。
「何でできないんだ!」
これは「自分の教え方が悪いんだ!」と大声で言っているようなものです。
こんな恥ずかしいことはないですよね。
冷静に対等な立場になって指導しましょう。
みなさまの音楽のために
フルート奏者 大熊克実
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くまさん
フルート奏者 Flutist
吹奏楽指導者 Band Director
アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher