
みなさま、こんにちは!
さあ、ここまでいろいろと準備をしました
音程が合わない時にどうするかvol.1 準備編
音程が合わない時にどうするかvol.2 メロディ準備編
音程が合わない時にどうするかvol.3 ハーモニー準備編
vol.1〜3のことをある程度できていると仮定して話を進めます
中高生のみなさんには
音程が合っているのかどうか
わからない時も多いと思います。
自分の音程が
みんなと合っていない!
と思ったら
そう思えただけで
拍手!
客観的に判断できたんですね
素晴らしい!
そんな時にまずやってみるのは、一番低音域のベースラインを意識してみましょう。チューバやコントラバス、バリトンサックス、バスクラなどです。
音程を気にして聴く必要はありません
どんな音楽してるのかな?
それだけ聴ければ十分です!
わからない時はたいてい聴けていないので、基準になるベースラインを聴くことによって自分の音程が相対的にイメージできます。
それに沿って吹いていれば、自分の近くにいる人たちの音も聴こえてきます。
そもそも音はずっと聴こえているのですが、本人が認識していないだけなんですね。
ちょっとした考え方1つで
いろいろなことが認識できてきます
人間の能力って凄いんです!
ここまでのプロセスで
合ってしまう事もよくあります
音程って
どこに合わせるか
どうやって合わせるか
よりも
どこを聴いて演奏しているか
なんですね
1つの音楽を
バンド全体で共有できている時
大きな音楽の流れを
感じているわけですから
みなさんは
それに乗って
音楽を表現すれば良いんです
今回お話ししたのはほんの一例
その時によりたくさんの現象が起きます
物理的に音程の正解は存在しますが
音楽的にそれが正しいとは断言できません
今回の対処方法
音程を合わせる個人的訓練は必要
2人以上で演奏する時は
みんなでその場の音楽に乗って演奏しましょう!
もっと上手く演奏したいのに…
そんな時は
熟知している専門家に
細かく指導してもらう事をお勧めします
みなさまの音楽のために
フルート奏者 大熊克実