音程が合わない時にどうするか vol.3 ハーモニー準備編

投稿日: 作成者: くまさん
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みなさま、こんにちは!

音程が合わない時にどうするか vol.2 の続きです



前回のお話

導音は高くていい

では音程を変えられない
ピアノとかはどうするの?
ヴィブラフォンは?
グロッケンは?

このような疑問を持たれた方が多いのではないでしょうか

音程を変えられませんが
ピアノでショパンとか
カッコいいですし
美しいメロディも演奏しますよね

CDやコンサートで聴いている時に
音程変だなと思います?
(正直気になる時があります。のちほど)
素晴らしい音楽だなと思いますよね
平均律で音程が変えられなくても
素敵なメロディを奏でることができます


さて、上に書いた
正直気になる時

じつは
ハーモニーの時です

合唱でハモると
きれいですよね

私たちは
ハモる時
自然に純正律で歌ってるんです

これは楽器にしてみると
平均律で作られているので
音程を調整して吹く必要があります

特によく出てくるのは
長3度と短3度

ハモる練習は
1 歌ってハモらせる
2 それを吹いてみる

はじめ合わなくても
1でハモり感覚を覚えて
2吹く

何度かやるうちに合ってきます

ぜひビリビリ響く3度を
体験してみてください

器械も助けてくれます

チューナーに
真ん中ではなく
-13のあたりと
+15のあたりに
マークがついてますよね

長3度はメーターで左(低く吹く)
短3度はメーターで右(高く吹く)

ほかには
ハーモニーディレクターで作れますので
上手に活用してくださいね

ちなみに
すべてそうする訳ではありません

場面により対応が異なりますので
ハモる練習ということで
お考えください



次回はいよいよ本題にたどりつきます

おたのしみに



みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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