音程が合わない時にどうするか vol.1 準備編

投稿日: 作成者: くまさん
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みなさま、こんにちは!

音程が気になること
誰にでもありますよね
(わたしもいつも気にしています)

でも
これだけにずっと縛られていたら音楽にならない

そこが難しいところなんです

では、
合っていない時にどうすると上手くいくか

実際の対処をいくつかご紹介しようと思いますが、その前に

準備をいくつか確認してみましょう


合わせまでに個人でできる準備
1 フレーズの具体的イメージを持っている
2 フレーズを声に出して歌える
3 自分の気に入った音で楽器がしっかりと響いている
4 1〜3が出来ている状態で、事前にキーボードやチューナーを使って音程を確かめる

ここで少々やっかいなのは
キーボード、チューナーです

これらは器械ですから
音程(ピッチ)に於いては
とてもクールに正確ですが
感情を持っていません

一生懸命チューナーを見て
メーターが真ん中に来るように
練習する姿を見ますが

たいてい
こんな時は
音楽も音色もなくなって
ただピッチだけ
メーターに合わせようとしている

これでは実際の吹き方と違いますよね

チューナー利用の極意!
実際に感情を込めて吹く時と同じように吹いて
メーターを参考にする



音程はチューナーではなく

音楽の流れの中にあります

あすは準備の続き
メロディーやハーモニーのお話を取り上げます

おたのしみに


みなさまの音楽のために

フルート奏者  大熊克実

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くまさん

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6 thoughts on “音程が合わない時にどうするか vol.1 準備編

  1. チューナーって、「答え」なんですよね。答えを見ながら問題を解いても学力はつかない。答えを見ずに問題を解いて、正解や解説をもとに訂正する。
    チューナーも使い方は同じだと思います。チューナーの針を見ながら自分の音をコントロールしてもそれは舞台の上でのイイ演奏にはつながらない。じぶんのイメージで音色と音程を作り、それがチューナーでどう判定される確認する。この繰り返しで「音程感」が養われるのだと思います。

    1. naoyさま、コメントありがとうございます。その通りですよね。本人たちは良かれと思ってやっていますが、結果として身に付かないです。by大熊克実

  2. 「音程はチューナーではなく音楽の流れの中にある」!
    まさにその通りだと思います。
    私はトロンボーンを吹いていますが、ハーモニーを教える時に、チューナーに頼ろうとする子には「チューナーではなく隣の音を聞こうよ」と言います。
    ハーモニーでメロディを作る時には特に音楽の流れを意識しないと!というか、少しでも意識すると全くの別世界が待っているんですよね。
    ありがとうございます。

    1. いわもとさま、コメントありがとうございます。チューナーガン見では合わせに参加できていませんよね。このような指導をしてくださる方がいらっしゃるのはうれしいです。 by大熊克実

      1. 最近思う事、
        ゲームやスマホのやりすぎなんでしょうか?
        合奏中でも自分の世界だけで満足している人がとても多いように思います。
        合奏中にチューナーと、「私の音、合ってる?」って機械相手に会話してるな~と思うことが多々!!!
        合奏中は、一緒に音楽してる仲間たちに「私の音、合ってる?」と聞いてほしいんですよね~

        1. いわもとさま、そう思います。周りを見て聴いて楽しんでほしいです。by大熊克実

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