誰でもできる初めてフルートを持った人への教え方 part1

投稿日: 作成者: くまさん
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こんにちは!

4月、学校では新しい仲間が入ってきます。ともに音楽を楽しむお友達が増える季節です。

楽器に興味をもってくれた新入生さんは初心者が多いことでしょう。そしてこの新しい仲間を指導するのが先輩。指導者である先輩の役割はとても大切ですので、ぜひこちらを参考に教えてあげてください。もちろん教わる人もフルートを良く知らない顧問の先生も読んでくださいね。

 

1 楽器はデリケートだから大切に
指導をする先輩は最初に、楽器はデリケートなものだから丁寧に扱うよう伝えましょう。ケースに入っているからといって大きく振ったり、自転車のカゴに入れてゴトゴト揺らしたり、少しでも放り投げてはすぐにバランスが崩れて楽器が鳴りにくくなってしまいます。楽器がかわいそうですよね。やさしく丁寧に扱ってもらいましょう。

2 楽器のパーツの説明
ケースを開けてパーツの説明。頭部管・胴部管・足部管、先輩がケースから出してみてから仕舞います。同じことを新入生さんにもやってもらいます。この時にキーが逆さま(キーが下)にならないように気をつけましょう。何度か練習して自分だけでできるようになればOKです。

3 組み立て方の練習
フルートで気をつけたいのはキーはもちろん、リッププレートなど突起物に強い力をかけると壊れてしまうということです。組み立て・収納時には管体(キーの箇所ではなく本体の筒部分)を持ちましょう。

4 片付ける練習
掃除棒に布を巻いて、管体内を通し水分を取ります。頭部管の反響板を傷つけないように掃除棒の先端も布が覆うようにしましょう。その後キレイなクロスで管体とキー部分を拭きます。キーは管と垂直方向にそっと拭きます。タンポに触れないように気をつけましょう。クロスは定期的に

5 掃除棒やクロスはハードケースの外に
せっかく管体の水分を取ったのに、その掃除棒を胴部管に収納する人がいます。これでは拭いた意味がないですね。ハードケースの外、ケースカバーに入れてくださいね。

さあ、これでやっと吹く練習に移っていけます。

音の出し方はPart2

お楽しみに!

 

みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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