誰でもできる初めてフルートを持った人への教え方 part2

こんにちは!

フルートに憧れて初めてフルートを持った時、すぐにでもあの美しい音を出したいと誰もが思うことでしょう。しかし現実にはそこで美しい音を奏でられる人はほとんど居ません。

それは当然です。どのように鳴っているのか知らないので、どう吹けばいいのかわからないのですから…

フルートの音が出る仕組み
フルートは頭部管の歌口に息を当てて、空気の対流を作り音を出します。これをエアリードといいます。

写真で横に伸びている部分が楽器の管体、その上にリッププレートが溶接でくっ付いていて、丸い筒状の穴を通して管体内部に息が入るようになっています。
「歌口」とはそのリッププレートの丸い穴の所です。

初めの練習
頭部管だけで音を出す→まずは音を出す事に慣れていきます
持ち方は頭部管の両側をハーモニカのように持ってきます。少々大きめのサンドイッチを食べる感じです。
1 歌口の丸の中心と、自分の唇の上下、左右の中心を楽器とkissして合わせます。
2 下唇はつけたまま、頭部管をローリングさせて上唇から離していきます。歌口の面が地面と水平くらいが目安です。
3 息を歌口の角(歌口面と溶接された筒の直角になった部分)へ向けて吹きます。この時に息の中心が角に当たるように調節すると、より響きます。この響かせるコツをつかむのが初めの練習です。

ポイントこの1〜3を順に丁寧に行ってください

上手くいかない例
頭部管を持つ、口の方へ持ってきて下唇に当てて息を吹く。

多くの人はこうしていると思います。しかし残念ながら具体性に欠けていますので再現性が低いです。

楽器を鳴らすプロセスをきちんとたどれば、音の出る確率は上がります。具体的なプロセスを大切にしましょう。

さて、指導で注意したいのは骨格は1人として同じ人はいませんので、「中心」とか「真ん中」というのは「概ね」だという事です。特に歯の形や並びによって中心よりずらした方が響く人も多くいます。この辺りは我々専門家のアドバイスが必要なところですので、疑問がありましたら早めにクリアにしてくださいね。

→part3 へ続く
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みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

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