
こんにちは!
超ブルーなタイトル…
気の進まない曲を吹かなければならないこともあります。
そんな時には練習も気が乗らない…
楽しくない曲とは?
今まで取り組んだことがなく知らない
楽譜に書いてあることがよく分からない
初めて取り組むような曲調だと理解ができないこともあるでしょう。
そのような曲を
無理に好きになろうとする必要はありません!
ではどうすればいいのか?
こんな時は作曲家は一体何を言っているのか調べてみましょう!
そこにはストーリーがある!
歌曲には歌詞があるので意味がわかります。歌詞と音楽は一体ですが、詩からインスピレーションを得て曲が生まれます。順序が逆のこともありますが、歌詞の内容を音楽が忠実に再現しているわけでもありません。
悲しい歌詞に明るいメロディが付いていることもあります。
何を言いたいのか、どのような効果を期待しているのか、など探っていくとたくさんのことに出会います。そしてこの出会いは人によって様々で、感じ方も様々です。
曲や作曲家のことを調べると楽譜が違う風景に見えてきます。
何でこんな音が書いてあるんだろうか?
なぜ次がこの音になったのだろうか?
どうしてここを強く吹くのだろうか?
このppはどんな感じなんだろうか?
たくさんの疑問が生じてくることでしょう。
その答えやヒントは自分が調べたところにきっとあります。
曲について作曲家自身がコメントや解説をしたものが資料にありましたか?
これがあればだいぶ作品に近づけて、あなたの助けになります。もちろん解釈は様々で正解があるものではないと思います。ただ、書いた人がそのエピソードを語ったものをあなたが知ったなら何かしら感じるはずです。
大切なのは何かを感じること、心が動くことです。
ちょっとでも何かを発見したらチャレンジ!
つまり演奏してみればいいのです。
こうして音を出してみたなら今までとは異なる感じがすることでしょう。
楽譜は作曲家からのメッセージです。そのメッセージから自分のストーリを作り、あなたの楽器で音楽にしてみませんか?
みなさまの音楽のために
フルート奏者
アレクサンダー・テクニーク教師
大熊克実