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みなさま、こんにちは!
音程が合わない時にどうするか vol.1の続きです
管楽器・弦楽器のメロディには
チューナーの真ん中に
無理やり合わせると
音楽的にいまひとつな感じに
なってしまう音があります
あまり知らないかもしれない名前
導音
移動ドで、音階のシに該当する音です
B-DurのA
C-DurのH
など
ドレミファソラシドの
シ→ド
このシは
ドに行きたい!
だから近寄っていきます
歌を唄うと
たいていみなさんは
自然にそうしています
つまり
音階のシは高くて自然です
ですから
チューナーでどんなに合わせても
合わせや合奏になると自然に高く吹いてしまうので
あれっ?
となるんですね
導音は高くていい音なんだ
同じメロディを吹く仲間で
そう知っておきましょう
あとミとラも
そういう性格を持っています
これをあらかじめ確認するには
演奏するフレーズの調性を
把握しておく必要があります
(楽曲の調号ではなく、演奏場所のフレーズで)
わからない人は
先輩や先生に質問をして
教えてもらってくださいね
(こちらへメールで質問してもらっても大丈夫ですよ)
音程のこと、
メーター0だけを目指さないで
メロディの流れの中で感じてくださいね
次回はこの続き
平均律のこととハーモニーの準備からお話をスタートします
おたのしみに
みなさまの音楽のために
フルート奏者 大熊克実
About Post Author
くまさん
フルート奏者 Flutist
吹奏楽指導者 Band Director
アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher