なぜアレクサンダー・テクニークは演奏に活用できるのか? vol.2

こんにちは!

vol.1のつづき

ある人に対するワークはその場に居る全員へのワークでもあります。教師はマンツーマンのレッスンとは異なり、個人ワークを行なっている生徒さんも含め全員とコンタクトを取り続けることが要求されます。当然な内容なのですが、訓練を要するテクニックです。

グループレッスンには個人レッスンとは別のメリットがあります。

アレクサンダーのワークは頭と脊椎の関係性や心身の統一性、全体性など、探求するコアな部分は誰もに共通した内容です。

そこへのアプローチは個人により異なりますが、ある人とのワークはそれを見ている人にとっても大きな学びとなるのです。

そして、音楽家、ダンサー、俳優、スポーツ選手、企業にお勤めの方、学校教師など様々な人がワークを受けに集まるので、それぞれの専門分野にどのようにワークを活用していくのかが見られるのです。

これだけ多くのジャンルにワークを受けたい人がいるのは、アレクサンダーの発見が私たちにとって、とてもシンプルで有効なものだったからです。

演奏する時に、ブレスを改善したい人がいたとすると、その人はアレクサンダーの発見を利用するだけで瞬時に改善できる可能性があります。そのくらい根源的な事へのワークなので日常の動作・思考のほとんどに応用することができます。

そしてこれは、先生から習うものではなく、自分が持っている能力を使えるようにするだけ。アレクサンダー教師は生徒さんが自分でできることを思い出すサポートをしてくれるだけなのです。

だからこそ、心身のコントロール方法が学べて実戦で使えるようになるアレクサンダーの発見はパフォーマーにとって大切なものなのです。

みなさまの音楽のために

フルート奏者

アレクサンダー・テクニーク教師 

大熊克実  

http://www.okumakatsumi.com