ブログを始めたきっかけ 〜アレクサンダー・テクニークとの出会い〜③

投稿日: 作成者: くまさん
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みなさま、ようこそ

今回は全3話の最終回

前回までの超ハイライト
「アレクサンダー・テクニークの体験レッスンを申し込んで受けることになった・・・」

詳しくはこちらからどうぞ
アレクサンダー・テクニークとの出会い①
アレクサンダー・テクニークとの出会い②
をお読みください


〜その3〜
レッスンを受ける順番が回ってきた私は
何を見てもらうか決めていませんせした

あがり症でもないし
息はまあまあもっているし

結局少し気になっていたブレスの事を
見てもらおうと思いました

ミュージカルでは静かなシーンで
フルートソロが多く使われます

しかも舞台上の台詞合わせで
超スローテンポになる事も多くあり
息は十分以上に少しでも多く吸っておきたいと
常に思っていました
早くも吸いたいです

私は楽器を準備してイスに座りました

音出しをしていなかったので
ソノリテを吹き始めました

しばらく吹いた後にバジルさんが
「吹いていて気になるところがありましたか?」
と尋ねてきました

私は調子が悪いわけではなかったのですが
もっとすんなりブレスが取れると思ったので
「もっと楽に吸えると思うのですが・・・」

私は多少気になっていた事を言っただけでした

「楽に吸いたい」
アレクサンダー・テクニークを用いると
瞬時に改善することでした

アレクサンダーの先生は手を使って
生徒さんをサポートします

バジルさんは
わたしを動かして
だいたい姿勢を整えてからハンズオン

「頭が動いて身体全体がついてこれるようにしながら吹いてみましょう」

と言いながら
後頭部をサポートしてくれました

不思議な感覚を覚えました
(身体がスーっと楽に軽くなった!)

アレクサンダーの流派や人によって
このハンズオンのテクニックは大きく異なりますが
バジルさんは繊細なタッチで
わたしのアタマを
脊椎の上でバランスよく動ける位置へ
導いてくれたのです

これによって
身体全体が協調して
必要のない筋肉はお休みして
軽く感じたんですね

そして楽器を吹こうとすると
「スー」っと満足いくまで息を吸えて
「ふー」っと楽に吹いたら
その力からは想像できない響いた音が出たのです

余計な力が抜けているので
身体のすべての部位が繋がって助け合って
ブレスに働いたんですね

こうして
アレクサンダー・テクニークを
自分の演奏に取り入れることと
生徒の指導に役立てたいと思い
アレクサンダー・テクニーク教師になることを決めました

今ではその時の想像をはるかに超え
生活全般でこの考えが使えることがわかり
実践勉強中です

ブログは音楽を好きなみなさまと
自分自身のために書き始めました
書くためにいろいろと再確認をするので
とても勉強になっています


お読みいただき
ありがとうございました



みなさまの音楽のために



フルート奏者 大熊克実

ウェブサイト http://www.okumakatsumi.com
ツイッター https://twitter.com/okumakatsumi
メール art-music@okumakatsumi.com

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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