
こんにちは!
最近特に思うのですが、あのまま演奏を続けていたら、そろそろ引退を考えていたかもしれない…
でもあの頃は演奏で特に不自由を感じることはありませんでした。
指が回らなくなるのは歳のせいで練習すればいい
タンギンクが遅くなるのは歳のせいで練習すればいい
本当にたくさん基礎練習をやっていました。
でもそれで良かったんです。
プロの演奏家はどんなに困難なことでもそれを練習で克服して音楽をみなさまにお届けする。仕事でずっとそうしてきたので普通のことなんです。他に仕事をお持ちで演奏する人も同じですよね。できないところをできるようにするのは楽しいですから。でも、職業音楽家はその度合いが半端じゃないんです。
私たちは演奏する仕事なので好きであり、ハマってムキになって自分を追い込んでしまうんです。
私はつらいことは結構好きかもしれません。それを克服するのも好きです。
でも、度が過ぎると身体や心が悲鳴をあげます。
プロの奏者に何かしらのからだの不調をもたらしているのは、そのような強い精神力からくるのだと思います。この世界に居られる理由であるとも思いますが。
アレクサンダーを学び始めて2年半、飛び込んだのは好奇心からでした。
15年くらい前から興味は持っていました。書籍もいくつか持っていましたが、難しくて意味もわからないので中途になっていました。絵のついたマッピングはわかりやすくすぐに取り入れましたが、そのことではありませんでした。
2年半前に初めて、バジルさんのレッスンを受けて本物の実感を受け、取り入れることを即決し教師も目指し始め、今では資格取得も見えてきました。
アレクサンダーを学ぶ前、私の基礎練習の時間は60〜90分でしたが、現時点では15〜30分程度に減りました。効果は以前より良い。
演奏中の力みなどはだいぶ減り、身体的な演奏後の疲労感は以前の半分くらいでしょうか。ミュージカルは1日に3時間の公演を2回行うことが多いので本当に助かっています。
指導していても、生徒さんの上達スピードがメガとギガくらい違う。びっくりです。見ている先生には魔法だと言われることもあります。
魔法ではないですよ
生徒さんが自分でやっていることです!
アレクサンダーは日常生活でも使えることなので、気づいて使えさえすれば本当にラクに快適に暮らせます。
そして、これは宗教やおまじないではなく、自分が自分自身に、あなたがあなた自身に起こせる、人間が本来持っている力を使うものなのだ、ということです。
今回の講座ではこれをみなさまにお伝えしたいと思います
参加者全員に個別指導ができるよう8名限定にしました。お早めにお申し込みください。
知らない人と一緒ではちょっと恥ずかしい…
という方には特にお勧めできます。その対処を実践しますので。
ご期待ください!
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みなさまの音楽のために
フルート奏者 大熊克実