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こんにちは!
暑い夏
暑いのになぜか寒い…
冷房の効かせすぎは体調が悪くなりますよね。
今年は窓を開けたりしているのでそこまで冷えないかもしれませんが、冷房の設定温度には気をつけたいところです。
さて、私たちはほとんどの動きを無意識に行っていますが、その動きが身体のデザインと違うものだとシグナルとして「痛み」などを生じることがあります。
肩こりもその1つ。
骨格模型の助さん↑
縦方向にぶら下がった1本の長い腕の骨は上腕骨、背中上部の大きな三角の骨が肩甲骨です。助さんの場合→の所、金属で肩甲骨と繋げてあります。
多くの人が腕を動かす時に→の所から先を動かします。これは→の所からが腕だと思っているからです。
でも腕が軸骨格につながっているのは2、3の間にある胸鎖関節
1.肋骨 2.胸骨 3.鎖骨 4.肩甲骨 5.上腕骨
もし筋肉がなくて骨だけなら3は2を軸にしてグルングルン回ります!
5は4と、4は3と関節でつながっています。
つまり5は肋骨とつながっているのではなく4→3を経由して肋骨とつながるのです。
だから腕が動くのは鎖骨から。
「腕の動きは鎖骨からスタート」のイメージをしっかり持っておくと肩こりも減っていきますよ。
胸鎖関節を触りながら「ここから腕を回す」と思ってゆるっと動かしてみましょう。僧帽筋をゴリゴリ揉まなくても血行が良くなりますよ。
楽器を演奏して疲れたら思い出してやってみてください。
みなさまの音楽のために
フルート奏者 、アレクサンダー・テクニーク教師
大熊克実
https://www.okumakatsumi.com
About Post Author
くまさん
フルート奏者 Flutist
吹奏楽指導者 Band Director
アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher