好きという事が大切!

投稿日: 作成者: くまさん
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みなさん、こんにちは!

はじめに
学校のクラブ活動で指導をされている顧問の先生は
時間的にも体力的にも大きなパワーを使っていらっしゃいます
特に音楽がご専門ではない先生にはとても大変だと思います
先生方の熱心なご指導に敬意を表したいと思います


☆よくある部活でのお話

例) 同じことをやっているとします
1. 好きなことをやるなら少々の困難があっても乗り越えていく
2. 何となくやっていると少々の困難でもあきらめる

同じ事をやっていて「少々の困難」も同じだとしても
1と2では取る行動や出る結果が大きく違いますね

「好きだ!」とういことは1番大切なのです

「気合を入れて吹け!」について

この言葉は指示の具体性に欠け
言われた方はだいたいびっくりして
身体が固まり楽器が吹きにくくなります

良くなってもらいたいために言った言葉が
逆の結果として表われてしまうのです

そんな時には
「大きな音で」
「ハッキリと」
などと具体的に言ってあげた方が良いですね

「感情を込めて」
「表情豊かに」
などは言っただけでは上手くできないことが多いので
さらに具体的なイメージの共有や
吹き方の練習をしてあげる必要があります

このように
生徒と心が通じていれば吹くことを楽しく思ってくれるので
「少々の困難」があっても前向きに取り組んでくれるでしょう




☆「気合を入れて吹け!」と言った理由が
「生徒がダラっとしていたから」
ならば

原因として
・疲れている
・おもしろさを感じていない

などが考えられます

☆疲れているなら休む
気合が足りないのではなく単純に疲れているのです!

特に学生さんは授業が終わってヘトヘトになってやってくるのですから
元気に楽器を吹いていることの方が奇跡的なことです
それを無理やりビックリさせても一瞬の覚醒しか得られません

休む時間を作ってあげることはとても大切です

☆おもしろさを感じていない場合
なぜそこにいるのか疑問に思いますが
本人は何かしら楽しいことがあって参加していることでしょう
生徒が何を楽しく思っているのか探してみるのも先生にとって楽しいかもしれません

気分転換にジョークを言ってみてもいいと思います
まじめにご自身が曲について調べた内容を
生徒のレベルに合わせて興味を惹くように話すことも素敵ですね

生徒が楽しいと感じられる何かを気づかせてあげてください

きっと生徒さんが進んで壁を乗り越えようとしてくれるでしょう

「気合を入れて吹け!」というセリフは忘れてしまいましょう

今回は熱心に指導されている先生に少しでも参考になればと思い書きました

お読みいただきありがとうございました

フルート奏者 大熊克実

ウェブサイト http://www.okumakatsumi.com
ツイッター https://twitter.com/okumakatsumi
メール art-music@okumakatsumi.com

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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