こんにちは!
娘の高校卒業式に出てきました
指導をしている吹奏楽部の卒業式で演奏することは、これまでに何十回もありました。
でも、保護者として高校の卒業式に出たのは初めて。とても感動的でした。
そして、あまりにも素晴らしかったので、ず~っと泣いていました。
親バカですね
でも、ふと涙が止まった時がありました。なぜかを考えてみたら
音楽が流れていない時だったのです!
それまで流れていたのはラフマニノフの交響曲第2番第3楽章、フォーレのレクイエムなど泣かせる名曲の数々。
選曲を担当した先生が会場の様子を見ながら「間」を開けたり、いろいろと調節をされていたそうです。
私の場合は、その「間」で我に返っていたんです。
一人ずつ卒業証書をもらうスタイル。幼稚園の時の記憶の方が残っている同級生の成長を見て感慨深くなる自分。プラス、ラフマニノフのクラリネットソロ。
これはグッときます。
ラフマニノフだけでも十分きますから、なおさらです。
ついでにこの15年間にあった出来事も思い出されたので心は大変です。
音楽が少し止んで、また聞こえた時に流れたのがドヴォルザーク交響曲第8番第3楽章。
これは助かりました。
感動し続けて胸が疲れていたので「ほっ」とできました。しばらく休めたのですが、曲が中間部に進むとノスタルジックなメロディーがまた心を動かします。
なるほど
音楽は人々の心を直接揺さぶり何らかのアクションを起こさせるとてもパワフルなものなのだ、と心底思いました。
もちろんクラシック音楽だけではありません。
みなさんが好きなあらゆるジャンルの音楽、歌。
歌詞に共感することもたくさんあります。それにメロディーがついて感動をよりふくらませる。
予算削減では真っ先に減らされる芸術
本当は、人間らしく生きるためにはとても大切なものなのです。
心を心から大切にしたいものです
みなさまの音楽のために
フルート奏者 大熊克実
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