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みなさま、こんにちは！
フルートって他の楽器と比べると音が小さいですよね
いやそんなことはない！
と思っている人いますか？
「はい！」
わたしです！
でもトランペットやトロンボーンにはかないません
(とも本当に思っていない・・・)
もっとも勝ち負けではないですし
フルートにはフルートらしさがありますので
音楽的に考えてみましょう
皆さんが持っている
フルートのイメージはどのようなものでしょうか
迫力あるサウンドや力強さ？
ちがいますよね
エレガントなメロディや
美しい女性を思い浮かべることと思います
フルートらしいですね
作曲家だってそういう使い方をしています
フルートの楽譜は
オーケストラでも吹奏楽でもスコアの最上段です
みんなより高い音域で優雅にメロディを奏でる
とても気分がいいものです！
そんな素敵なフルート
指導に行くと
よく相談されるのが
「音が小さいと言われるんです」
吹いてもらうとやはり小さいと感じる
でも吹いている人たちは
けっこう気分よく吹いていたりします
このギャップは何でしょうか？
じつは
こういう場合
たいてい
「自分の音だけを自分の世界で聴いている」
という状態になっているんですね
自分の音だけ聴いているので
周りの音はほとんど認識していません
しかも自分の音は
自分が一番大きく聴こえるものですから
小さく吹いて周りに聴こえなくても
そのまま吹いてしまうのです
それでも
きれいにメロディが吹けているから
楽しいですよね
それでもいいと思います
それでは仲間と一緒に音楽をしている
ということ考えてみましょうか
聴いている人に
自分たちの音楽でよろこんでもらいたくはありませんか？
喜んでもらうには
吹いている仲間と一緒に
周りの音楽に乗って
会場に自分の音を響かせて
お客様どうぞと吹く
こんな気持ちを持って
合奏していると
自然にバランス感覚がはたらいて
聴いている人（演奏者・お客様）に
聴こえるように吹けることでしょう
フルートって
けっこう大きな音が出るんですよ
もし
大きく吹こうとしたのに
大きく吹けなかったら
それは楽器を響かせる「コツ」を
つかんでいないかもしれません
楽器を響かせるには
本人の認識とそれなりの技術が必要です
楽器を響かせる技術については
「大きな音を出すには？」
をご参考にチャレンジしてみてください
ご質問やご相談、遠慮なくお寄せください
みなさまの楽しい音楽のために
フルート奏者 大熊克実
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