思いのとおりに身体は動く

投稿日: 作成者: くまさん
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みなさん、こんにちは!

コンクールのレッスンで
フルートのパートを見ていた時にこと

ピッコロの人
上手に吹いていました
でもバランス的に小さかった

状況は
ピッコロ :1stフルートの記譜上、半音上(実際は1オクターブ+半音上)
1stフルート:2ndフルートの半音うえ
2ndフルート

つまり3パートが半音ずつぶつかって
並行に進んでいく曲だったんですね
(何の曲かわかっちゃいましたね)

私はもっと聴こえていいんだけどなぁ

と思いつつ途中で止まってもらいました

そしてピッコロの人に
どう思ってそこを吹いているか
聞いてみました

返ってきた答えは

浮いてると思って…

なるほど!

浮いている
どうしよう

そう感じて小さく吹いていたんです

私はその曲の場面を説明しました

ピッコロは1番上の音域で
しかも1stフルートの半音上だから
浮いている感じで良いんですよ
半音でぶつかっているから
嫌な感じがするけど
1stフルートより
少し大きめに吹いてみましょうか

それから吹いてもらったところ
バランスよく緊張感をもった
とてもいいサウンドになりました

このように
自分が感じて
何かしらの意思を持って演奏している時は
その意思に近づこうと行動します

その場面をどのように演奏するか
具体的なイメージを持つ

そうすると
身体が自然に
そのイメージを表現する手伝いをしてくれます

何かうまくいかない時
自分は今何をどのように考えて吹いたか
振り返ってみましょう

そして
目指す演奏と考えていたことの
相違点を見つけて
それを目指す演奏と同じ考えにしてみましょう

きっと以前より
イメージする演奏に近くなっているでしょう

ぜひお試しください



みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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