マーチングにアレクサンダー・テクニークを使うと驚くほど効果があった!

こんにちは!

先日マーチングの指導をしました。私は指導者資格を持っていませんし、フォーメーションなど専門的な指導はできません。

行ったのは身体の使い方指導。

実はアレクサンダー・テクニークの勉強を始めてから、すぐに気になったのがマーチングだったのです。

一般的に綺麗とされる見栄えのために、とても無理をして形を作り、苦しそうにしている中高生の姿を見ると私は逃げていました(笑)。

逃げていた理由は…

正直、ツッコミどころ満載だったのです(日頃指導をしている学校についてです)。

そもそも指導が困難な理由は、生徒たちが「良い姿勢」=「(過剰に力を入れて)姿勢を作ってシャッキっと見える形」と思っているからです。

生徒たちはそれを「美」と思っているので「そうしようと思い」「そうして」「そうなります」

そのため、今まで知っていた「美」とは違う新しい「美」も存在するのを知ってもらう事からスタートするので、ある程度の時間が必要なレッスンになります。

生徒たちが「美」を作る時に身体で起こしている事は、肋骨周り、特に左右の肩甲骨を中央に寄せて「胸を張る」形を作って、呼吸の動きを妨げています。そしてそれは上半身全体を固定する事になるので、それに連動して身体全体で不要な筋肉を使ってバランスをとる事になり、色々な関節の可動域が減って、より大きな力を使わないと動けない状態になります…

ちょっとキツそうですね

左右の肩甲骨を寄せる動きは「気をつけ」の動きです。

「気をつけ」がフォーマルな姿勢という意識を植えつけられた私たちにとって、肩甲骨を寄せることで「良い姿勢」というものを作っているのです。

これはいろいろなパフォーマンスを下げてしまいます。

まずは「自然な身体の使い方で見栄えが良い姿勢はこのくらい!」というものを決めて、そのためにはどうすれば良いのかを具体的に知る。

1つひとつのアクションでこの作業を行っていく事が生徒の健康のためであり、指導者の行う事だと思います。

さて、驚くほど効果があったのは足上げ。

脚の骨格や筋肉の事など全く知らない中高生にとっては初めて聞く事ばかりのようでしたが、マークタイムなど基本の動きで、どこの関節や筋肉をどのように使うのかを詳しく示して実際にやってもらいました。

そうしたら何と、それまでガチガチで苦しそうに見えていたマークタイムが優雅でメリハリの効いたカッコいいマークタイムに変わってしまいました。

中高生は見た目もこれが良い、以前より力を入れなくて大丈夫だから疲れない、とたいそうお気に入りでした。

実際の動きに必要な知識とプランを知るという事がどれだけ大切なことかを実感したレッスンでした。

まだまだいろいろなアクションで突っ込み所満載なので、少しずつレッスンしていこうと思っています。

 

みなさまの音楽のために

フルート奏者
アレクサンダー・テクニーク教師

大熊克実

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投稿者: くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher

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