合奏での合わせ方

投稿日: 作成者: くまさん
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こんにちは!

学生の皆さんは、よく先生に「合わせて!」と言われますよね。

それでは一体何をどうやって合わせればいいのでしょうか?

1.リズムをリードしている人の演奏を聴く
これは打楽器や細かい動きを受け持っている楽器ということになります。フレーズによってリーダーがどんどん変わります。その時にどの楽器がリズムを作っているのかスコアで確かめるのがベストですね。わからなければ先生や先輩に聞いて下さい。

2.ベースラインを聴く
コントラバスやチューバなどが何をやっているか聴きましょう。ほんの一瞬聴くだけでもピッチ感はグッと良くなります。

3.トップの音を聴く
自分の楽器のファーストの人やその時に流れているメロディーを聴くことで自分がどうすれば良いか感覚的に判断する事ができます。

他にももっとたくさんありますが、この3つをやるだけでも全体の一体感がかなり出るはずです。ぜひグループの皆さんと共有してお試しください。

P.S.
メトロノームを大音量で鳴らしての合奏は節度をもって使う事は共通のテンポの基準を共有するという面で必要と思いますが、タテを寸分違わず合わせるためにスピードなどを覚えさせるのだとすると、これは音楽とはかけ離れてしまいます。ズレは許さない評価への対応ですから。音楽は瞬間の芸術で機械で計測したりできるものではありません。私はウィーン・フィルやベルリン・フィルのジャーンと発音する時の伝統的な絶妙なズレと余韻の処理の仕方が大好きです。VPO,BPOがコンクール出たら金賞取れませんね。カーテン審査なら。それで良いのでしょうかね…


みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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