〜吹いている時、自然に動いていいんだよ〜

投稿日: 作成者: くまさん
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こんにちは

先日自分の演奏している映像をYouTubeで見ましました。

それを見て自分に対して思ったこと

1 燕尾服がブカブカ

2 動いてない

できれば削除したいと思いました…

原因は明らかでした

その昔
1 食べ過ぎ
2 飲み過ぎ
3 運動不足

三拍子揃っていた時に作った服をそのまま着ているため

あとは、身体を動かして吹く事に抵抗がありました

私は中高と吹奏楽部でしたが、他の学校の人たちがグルグル回るほど動いていて、しかも動きが一糸乱れず統一されているのを見てとても違和感を覚えていたのです

つまりそうしたくなかった

結果
おれは動かない!

となったのです


YouTubeの私へ
1.大は小を兼ねる!服は大きくてもいいです

2.動いても良いんだ、当時の私よ!

音楽に身を委ねて自然にしていればいいんです。

きっと違和感を覚えたようなアクションにはならないから。

あの動き方は本当にイヤだったんでしょう、

イヤだったんです!


当時動いていないと言っても、叙情的なメロディでは自然に動いてしまいました。当然ですよね!

でも動かし過ぎは演奏に悪影響が出ます

マウスピースがズレる
鳴るポイントも外れる
音が揺れる


コンクールなどで、団体によっては動きまで統一させる訓練をするところがありますよね

音楽的にどう見え、聴こえますか?

音楽の方向性、リズムや表現を統一「させる」のには便利でしょう

でも正直見ていて共感が持てません(個人の見解です)


演技付きで吹いているということですから

みんなと同じ動きをするために脳から指令を出して

さらに演奏をするためにも脳は指令を出しているので大変です


演技は動きが決められているので正解と不正解が生じます

もし不正解になったら

「あっ」

と思って頭と首が固まるかもしれません


頭と首が固まると身体全体の動きを制限してしまいます

呼吸やフィンガリングや考えなどが不自由になってしまいます

昔わたしがやっていた動かないようにする、も同じです。

動いてもいいんですよ!


舞台上でお行儀よくピタリと止まっている人

動いてもいいんですよ!
演奏や動き、思考のパフォーマンスを上げるには

脊柱の上で頭が自由になっていたいのです

頭と脊柱の良い関係性を作って

自主的な自然な動きで演奏できたら素敵ですね


吹奏楽の世界よ、勇気を持って自然な方向へ動きましょう!


みなさまの素敵な音楽のために


フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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