緊張しない自分のことをお伝えします!

投稿日: 作成者: くまさん
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こんにちは!

正直私は演奏の時にすごく緊張して演奏が損なわれた、という事がほとんど無いのです。

振り返ってみると、楽器を吹いている喜びや、みんなと合わせている時の楽しい思いがそうさせているようにも思います。

失敗したら〜
と考える事はほぼありませんし

できなかったら〜
とも考える事はありません

これは何なのだろうと自分でも不思議に思います。

私よりバリバリ吹くフルーティストは何百人といます。つまり「私より上手だな」と直感的に思う人は本当にたくさんいます。

比較できない事ですが本人の印象です。

それなのになぜ私は緊張しないのでしょうか?

わたしが緊張しない理由
1.割り切っている
自分より上手な人がたくさんいることを心底認めている

2.できない経験をあまりしていない
自分が優れているということではなく、できないパッセージは、すぐにテンポを落として「できるテンポから成功体験を積んでいく」ので「できない」と思ったこと自体が無いんです。

これはみなさんにも可能です。

120でできなければ80に落とす。できなければどんどんスピードを落としてできるところまでゆっくりにする。この「できるところ」が40や30でも良いのです。出来るという成功の手順が踏めるからです。ここからスピードをアップしていけば良いのです。経験の浅い人には膨大な時間がかかると思いますが、これが最も近道だと思います。金管楽器には「音域」という成長の余地がありますので「今の自分」から地道に音域を広げていくという長い目で見たプランが必要でしょう。

成功体験を積んでいきましょう

3.好き
自分の出す音は好きで、これを手塩にかけて育てています。嫌な時もありますが、時間をかけて好きな音になるまで自分で調整をします。少々根気がいりますが、その後の吹いている時の嬉しさを思えば苦にはなりません。

好きな音、好きな音楽を奏でたいから演奏するんですよね。

賞を取りたいと思ってそれを目指す人もいれば、自分の音楽を発表したいと思う人もいる。人それぞれ、団体それぞれの目標や目的があって良いのでは無いでしょうか。人が見てるとか、審査員がとか、ではなく自分のために自分の音楽をして良いのでは無いでしょうか。

自分の音楽に聴いている人を招待する、というのはこのようなことなのかな、と現時点では思っています。

ですので私は演奏会で演奏する時に喜びを持って演奏しています。

「どうぞお聴きください」

そう思っているので過度な緊張はしません

 

みなさまの音楽のために

BodyChance認定BodyThinkingコーチ
フルート奏者

大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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