ウォームアップは何をどのくらいやればいいの?

投稿日: 作成者: くまさん
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ウォームアップのこと
個人差があり一概に言えませんので
アップはなぜやっているのかを考えてみます

基礎練習だから
はじめにやる事になっているから
いつもやっているから

思い返すとこのような理由が多いのではないでしょうか。

それではこう考えてみてはどうでしょう。

基礎練習だけど今日はやらなくてもいい
やるのは、はじめじゃなくてもいい
いつもやってるから今日はやらなくてもいい

やらなくていい気がしてきませんか?

だったらやらなくていいんです。

「アップだからやる」
「基礎練習だからやる」
「いつもやっているからやる」

義務や惰性でやっているなら
やめてみるのも1つの方法

個人的な例をあげますね

私の場合

わたしは時々、アップなしでいきなり普通に練習を始めます。
曲や練習曲をいきなり吹き始めるということです。

でも吹いていると、普段引っ掛からないところで指がもつれたり、
何でもないところで音がひっくり返ったり、
ハプニングが起きるんですね。
結構早い段階で・・・

そこでアップの登場です!

指がもつれたら、即音階練習になります。
それは、指をスムーズに動かしたいから。

音を外したら、ソノリテを始めます。
それは、エレガントに吹きたいから。

吹こうと思うイメージを表現するために
身体が動いてくれるよう準備をする。
「考えと行動」「イメージと演奏」を一致させる準備、
これがウォームアップなんですんね。

アップ無しでは何かしら上手くいかない事がわかっているので、
先に音階練習をして、ロングトーンをする。
ただそれだけのことです。

ということは
上手くいくならアップはいりません。

いい音が出ているならロングトーンなし
指が回っているならスケールなし
歯切れよく速く切れるタンギングが出来てるならタンギングの練習なし

これらは明日以降の調子を考慮してませんが
音を作る事(ロングトーンやリップスラー)さえやっておけば
明日以降に悪い影響は大きく出ないと思います。
(これは個人の見解です)

アップは個人差があるので正解はありません。
同じ楽器でも30分でOKの人もいれば
1時間以上かけてゆっくり作る人もいます。

大切なのは、

その練習は
「何かの目的のためにやっている!」
ということ。

自分のアップを確立していて、
調子が良くなるからやっている人はすばらしい!
そのままお続けください。

「いつもやっているから」という人は、
練習内容の意味を考え直しても良いかもしれません。

「〜したいから〜の練習をやる」

自分の意志を持って練習すると効果が上がるのではないでしょうか

お試しください。

フルート奏者 大熊克実

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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