愛をもってpart1

投稿日: 作成者: くまさん
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こんにちは!

先日階段を登ろうと前を見たら、2歳くらいの男の子が泣きながら1人で階段を上がっていました。

危ないと思い、後ろに倒れてもキャッチできるくらいに近寄って行ったのですが、上を見ると上がり切った所でお母さんが立っています。

こうなると余計な事はやめようと思ったのですが、やはり危ない。結局ゆっくりそれとなく後ろから歩いていきました。

お母さんがなぜ上で待っていたかはわかりません。ただ危ない事は事実。これはしつけとは言えないと思いました。しかも上がり切ったら褒めるのではなく、何か強い口調で怒っているようでした。

勝手な推測
子供とお母さんは手をつないで階段を上がろうとしたら、子供がダダをこねて「登れない、だっこ」と言った。かも

こんな時に「言うこと聞けないなら先に行っちゃうわよ!」とお母さんだけ行ってしまったら当然子供は泣き出します。

中には気丈にスタスタ追いかける子供もいると思いますが、これはもっと大きな子の場合。

私が遭遇したのは2歳くらいの子供。しかも少し急な階段。

登る様子を見ていて危ないと思ったのは、階段の段差がその子の膝より上で、脚を上げるとアタマが先導して上体が後ろに傾き、そのまま行ったら倒れそうに私には見えたからです。

でもさすがピュアな子供。脚の関節を柔軟に自然に使い、高い段差だったので骨盤も持ち上げて身体のねじりも自然に使って登っていました。正直ほとんどの大人にはできない技です。

そして興味深かったのはアタマ。

2歳くらいですから、4〜5頭身くらいとアタマの比率は大きいです。

このアタマが移動すると身体が上手にバランスを取って動きます。実に見事です。

私には危ないように見えましたが、脚を上げてさらに高く上げる時にアタマが後ろに移動して身体全体をついて来させて階段に足をかけるやいなや、アタマを前にして重心移動。そのまま下の脚を上げて一段完了。拍手

一生懸命頑張ったのですから、褒めてあげてくださいね。

子供が言うことを聞かないのには何かしらの理由があります。それはまた別の機会に。

叱るなら論理的計画的に、その子の次の役に立つよう愛情を持って声をかけてください。

学校の部活でも同じです

自分の思い通りにならないから怒るというのはどうかと思います。

みなさまの音楽のために

フルート奏者 大熊克実

ウェブサイト http://www.okumakatsumi.com
ツイッター https://twitter.com/okumakatsumi
メール art-music@okumakatsumi.com

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くまさん

フルート奏者 Flutist 吹奏楽指導者 Band Director アレクサンダー・テクニーク教師 Alexander Technique Teacher
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